マルコイのはじめてのおしごと
作
かごはら ようこ 絵 くらの ひろこ



『ぼ
くは、とうとうサンタになったよ。』
マルコイはみんなに話して回りたい気持ちでいっぱいでした。
サ ンタになって初めての冬のある日、
マルコイはサン タの隊長に呼ばれました。
マルコイはみんなに話して回りたい気持ちでいっぱいでした。
サ ンタになって初めての冬のある日、
マルコイはサン タの隊長に呼ばれました。
![]() | 「サ
ンタのしごとはクリスマスに プレゼントを届けることだけじゃないのは知っているね。 さっそくサンタになってはじ めての しごとをしてもらうよ」 |
「はい。」
マ ルコイはうれしそうに答えました。
マ ルコイはうれしそうに答えました。
| クリスマスまでに 世界中の子供たち そ れぞれに合ったプレゼントを 見つけなくてはなりません。 | ![]() |
![]() | 『マルコイには 湖 のほとりの町へ行ってもらおう。』 『はい、分かりました。』 マルコイは目を輝かせて答えました。 |
『おじいさんに知らせなきゃ。』
マ ルコイはうきうきした気持ちで家へ帰りました。
マ ルコイはうきうきした気持ちで家へ帰りました。
| 湖のほとりの町には 3人の子供が住ん でいました。 | ![]() |
![]() | 子ザルのジェイ
ク、 子イヌのテリー、 子ギツネのコリン。 3人は大の仲良しです。 |
| でも、ある日ジェイクは、 テリーが大 事にしていたガラスの鈴を うっかりこわしてしましました。 | ![]() |
![]() | テリーは悲しく
て 誰とも口をききません。 |
| ジェイクは、とても胸がいたみました。 ど うしたらテリーが元気になってくれるか 考え込んでいました。 | ![]() |
![]() | そんな2人の様
子を見て コリンも心配でたまりません。 2人を元気にする方法はないか 思い悩んでいました。 |
| ジェイクは サンタにお願いすることに しました。 『僕の大事にしている ガラスのトンボの代わりに テリーの鈴 を元通りにしてください。』 | ![]() |
![]() | そして、ガラス
のトンボを 自分でこわしてしまいました。 |
| それを聞いたコリンは ジェイクのため にお願いしました。 『僕の大事にしている ガラスのバラの代わりに ジェイクのトンボを 元 通りにしてください。』 | ![]() |
![]() | そして、ガラス
のバラを 自分でこわしてしましました。 |
そんな2人のことを知って、テリーは悲しむ
のをやめました。
| そして、テリーは、 『僕のガラスの鈴 は 元に戻らなくてもいいから、 2人の宝物を元通りにしてください。』 とお願いしました。 | ![]() |
マルコイは3人の願いをかなえることにしま
した。
![]() | 『みんなにとっ
て本当に大事なものは、 鈴でも トンボでも バラでもない。』 |
| 『マルコイ、似合うぞ!』 おじいさ んは、にっこり微笑みました。 | ![]() |
![]() | サンタの服を着
たマルコイは 大きな布袋を背負って 少し恥ずかしそうに ソリに乗り込みました。 |

『いってきます!』
クリスマス・イヴの夜、
マルコイはあの湖のほとりの町へ
ソリを走らせました。



3人の枕元には同じガ ラスの人形が置かれていました。

本 当に大事なものが何なのか、3人はもう気づいていました。

クリスマス・イヴの夜、
マルコイはあの湖のほとりの町へ
ソリを走らせました。



3人の枕元には同じガ ラスの人形が置かれていました。

本 当に大事なものが何なのか、3人はもう気づいていました。























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